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メンテナンス次第で良くなる燃費

日ごろの簡単なメンテナンスだけで、バイクの燃費はよくなります。
まず気をつけたいのが、タイヤの空気圧をいつも適正な値に保つことです。
給油のたびにスタンドの人に見てもらうとよいでしょう。

タイヤの空気圧が少なくなってくると、タイヤと路面とが接する面積が大きくなるため抵抗が大きくなり燃費が悪くなります。
一方、常に適正な空気圧にしておけば快適な走りを保てますし、燃費もよくなるはずです。

エンジンオイルも定期的に交換するようにしましょう。
スタンドや整備工場の人にお願いするのでもよいですが、自分でも交換時期をわかるようにしておき、自分で交換できるようにしておくのがおすすめです。

なお、オイルの適切な交換時期は3000kmに1回です。
「たくさん入れておけばもっと長く保つだろう」とは思わないようにしてください。
足りないのはダメですが、逆に入れすぎも燃費を悪くしてしまいます。
「3000km走ったら必ず交換」と覚えておくとよいでしょう。

そのほか、エアクリーナーやプラグ、チェーンなども定期的に清掃・交換することが大切です。
ちなみに、エアクリーナーは2,000~3,000kmごとに清掃、交換は1万kmごと、プラグは3,000~5,000kmごとに交換するのがよいとされています。
チェーンは時々手で触ってみて、遊びが適度にあるか、かつ緩みすぎていないかを確認するとよいでしょう。
錆びている時は安全のために交換した方がよいです。

燃費を良くする走り方

バイクの燃費は、日ごろのメンテナンスだけでなく、日々の走り方によってもけっこう変わってきます。
バイクだけでなく車もそうですが、基本は急発進・急停車をしないことです。

発進する時は、エンジンの回転に合わせてゆっくりスピードを出すようにします。
止まる時も急ブレーキはなるべく避け、十分な距離からゆっくり減速していくようにしましょう。
ブレーキをかけるよりエンジンブレーキで減速する方がバイクへの負担が少ないため、燃費にも良い影響をもたらします。

アイドリングもなるべく避けてください。
アイドリングとはバイクに乗っていない時もエンジンをかけっぱなしにしておくことですから、ガソリンを無駄にしているだけです。
もちろん寒い季節には多少のアイドリングが必要になりますが、少なくとも冬以外のシーズンに長時間のアイドリングは不要でしょう。

もう一つ、走行時に気をつけたいのがギアと回転数です。
急激に回転数を上げるような走り方は燃費を悪くするだけです。
また、回転数が低い状態でギアを上げるのもバイクにとってよくありません。
エンジンの回転数に合わせてギアを上げていき、トップスピードに達っしたらそのまま一定の速度で走るようにすると燃費がよくなるでしょう。