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燃費の計算方法を覚えておこう

バイクの燃費というのは、ガソリンを1リットル消費してどのくらいの距離を走れるかという数値のことです。
数値が高ければそれだけ燃費が良く、少ない燃料で遠くまで走れることになります。
最近のバイクだと自動的に燃費が計算されてパネルに表示されるケースも珍しくありません。
そのため自分で燃費を計算する機会が減っていますが、燃費の計算方法を知っておくとこうした表示がないモデルに乗る時に役立ちます。

燃費の計算方法として簡単なのは、実際のガソリンの消費量と走行距離を比較する方法です。
まずガソリンをフル給油し、その上でバイクのトリップメーター、つまり走行距離を測るメーターをゼロにします。
そして、普通に走っていきます。
走行は特に意識することなく日常的な走りをすると、現実的な燃費計算ができます。

ある程度ガソリンが減ったらもう一度ガソリンを満タンにしますが、給油するタイミングで、前回の給油からその時までに走った距離を記録しておきます。
そして今回給油できたガソリンの量も記録し、そこまでできたら「走行距離/給油量」を計算します。
これででてきた数値が1リットル当たりの走行距離、つまり燃費となるわけです。

こうやって燃費を計算すると、バイクのカタログに記載されている燃費データとは異なることが分かるはずです。
ほとんどのケースで実際の燃費の方がずっと悪い数字になりますが、これは普段の走行では渋滞や信号に引っかかるなどして、停車と発進を繰り返すからです。
バイクは発進時に大きなエネルギーを使い、その分ガソリンを消費してしまうのです。
同じようにカーブに入る時にブレーキングをしたり、停車時にアイドリングを続けたりすることでも燃費は下がっていきます。

燃費向上に活用できるスマホアプリとは?

燃費が悪いと当然月々のガソリン代が高くついてしまいますので、少しでも燃費を上げる努力をしてみましょう。
役立つのが燃費を記録するアプリを使うことで、たとえば「燃費メモ」というアプリは、毎回の給油の度に給料量や走行距離を入力することで自動的に燃費を計算して、その記録を蓄積していけます。
メモ機能や車検のチェック機能などもありますので、バイクの管理全般に役立てられるのも便利なところです。

「RevNote By つながるバイク―燃費 整備手帳」というアプリは、ヤマハが提供しているメンテナンス用のサービスです。
毎回の給油の状況と走行距離を入力していくことで燃費記録を付けていけます。
他にも、定期的に行うメンテナンスの記録簿として使うこともできますし、地図上にお気に入りスポットを登録するといったサービスも設けられています。