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バイク保険の種類

バイクに乗る場合には、バイク保険についても知っておくのが良いでしょう。
バイクの保険には「自賠責保険」と「任意保険」という大きく2つの種類があります。
自賠責保険については強制加入であるものの、任意保険については名前の通り任意加入であるため、入っていなければならないというものではありません。

しかし、実際の事故の保障などを考えると、自賠責保険だけでは不足している場合が多いため、任意保険にも加入するのが一般的なスタイルとなります。
ここではバイク保険における特徴的な仕組みである「等級」というものについて紹介します。

バイク保険には、1等級から20等級までの等級が設定されています。
この等級は数字が高い程良いものとなります。
それでは、等級が違うとどのような違いが生じることになるのでしょうか。
等級は保険自体に設定されているものではなく、利用者個人に対して付与されるものとなります。

つまり、ドライバーの等級によって、保険の利用時に違いが生じる仕組みのことを言います。
この等級が高い場合にはバイク保険の保険料が安くなるシステムです。
最大の20等級である場合、保険料が半額以外になってしまうという保険会社もあるほどで、大きな違いが生じることになります。

それでは、なぜ等級によって保険料の違いが生じることになるのでしょうか。
保険というのは基本的に、「事故を起こさなければ」効果がないものです。
ロードサービスなどが利用できるという付随的なメリットもありますが、あくまでもメインとなっているのは保険効果であり、保険会社側からすると「利用者が出来るだけ事故を起こさない」ことが一番メリットが大きいことになります。

そのため、事故をおこす可能性が低い人については保険料を低く設定する仕組みを用意しているのです。
この等級もその「事故を起こしにくい人」を判断するための仕組みの一つです。
通常、バイク保険における等級は加入時に6等級から始まることになります。
その後、加入中に保険を利用することがなかった場合、1年につき1等級ずつ上がっていく仕組みです。

つまり、最大の等級である20等級にまでなるには、6等級で利用を開始して、無事故で14年間の実績を持っている必要があるということです。
それだけの間安全に運転ができた人であれば、今後も事故をおこす可能性は低いということで、非常に高い割引率で保険が利用できるようになります。

事故を起こした場合の等級変化

それでは、バイク保険を利用中に事故を起こしてしまった場合、どのようにして等級が変化することになるのでしょうか。
事故を起こしてしまった場合、翌年にドライバーの等級が3つ下がる仕組みとなっています。
つまり、6等級から始まって2年連続で事故を起こせば最低等級である1等級まで落ちてしまうことになるわけです。

そうなると、今後はその等級での保険料の支払いが必要となります。
等級が高い場合には割引が行なわれる仕組みとなっていますが、逆に等級が低い場合については割高になる仕組みとなっているため、保険料が非常に高額になります。

この際、等級が落ちるのとは別に「事故等級」というものにシフトさせられることになります。
例えば20等級の人が事故を起こした場合、3等級下がって事故等級に移動するため、事故有り17等級になるということです。
この場合、通常の17等級よりも得られる割引効果が低くなります。

この事故等級から通常等級に戻るには、その後3年間に渡って事故を起こさずに運転をする必要があります。
3年間無事故であれば、元の等級に戻り、割引率も元に戻ります。