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モトジムカーナとはどんなイベント?

モトジムカーナ(Moto gymkhana)とは、バイクによるタイムトライアル競技のことです。
競技の会場には複数のパイロンが接地されており、参加するライダーはそのバイロンに沿って運転をしなければなりません。
競技のコースは直線パートもあれば急カーブのパートもあるため、ライダーには巧みなスピードコントロールと限界までバイクの性能を引き出すテクニックが求められるわけです。

モトジムカーナにおけるタイムアタックは、各競技者2回まで行うことが可能です。
走行中に足を付いてしまったり、フライングをしてしまったりするとペナルティとしてゴール後に一定のタイムが加算されます。
一方、パイロンの示すルートから出てコースアウトしてしまうと記録なしとなってしまうので、注意しましょう。

モトジムカーナのコースはすべてアスファルトで舗装されているため、モトクロスのように泥と砂のオフロードを力強く駆け抜けるというワイルドさはありません。
また、フルスロットルでエンジンの限界まで加速し他の車両と鎬を削るレーシングイベントとも異なります。
とはいえ、個々のライダーが持つわずかなテクニックの差でタイムが大きく変動するモトジムカーナには独特の面白さがあるため、毎回のイベントには全国から多くのバイクファンが駆けつけ、歓声を送っているわけです。

モトジムカーナに参加するためのバイクは?

モトジムカーナに参加する際、規定されているバイクなどは一切ありません。
排気量に関してもルールはないので、各ライダーは自分の愛車を自由に持ち込むことが可能です。
もちろん、50ccのスクーターでも問題ありません。

ただし、操作性や加速性能などを兼ね備えた車種として人気のモデルはいくつかあります。
例えば、SUZUKIのGSX-Rシリーズです。
2001年に登場したこのモデルは加速とブレーキ性能に優れており、さまざまなカテゴリの世界選手権で華々しい成績を残しています。
そのため、モトジムカーナでもGSX-R1000などのモデルで参加するライダーは珍しくありません。

HONDAのVTR250も、モトジムカーナで頻繁に見られる人気の車種です。
車体が軽量で操作がしやすく、小回りがとても利くという魅力があります。
カーブで車体を大きく傾けた時にもしっかりと路面をグリップしてくれます。
加速性能も高いので、ジムカーナという競技にはもってこいのモデルと言えるでしょう。

モトジムカーナに参加するライダーの大半は、走りやすさを追求したさまざまなチューンアップを行っています。
ハンドルやタイヤなど、各ライダーのこだわりカスタムをチェックするというのもモトジムカーナの楽しみでしょう。