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カーエアコンが効かなくなる原因とは

エアコンの効きが悪くなる原因として最も多いのは「エアコンフィルターの詰まり」です。
エアコンへ空気を取り入れる際に、花粉やチリなどのごみをこのフィルターがキャッチしてくれます。
ゴミが多くなるとフィルターが詰まって空気の通りが悪くなるので、必然的にエアコンの効きも悪くなるでしょう。

「スイッチをONにしても空気があまり出てこなくなったな」と感じたなら、エアコンフィルターのチェックをおすすめします。
新品のエアコンフィルターは真っ白なので、フィルターが茶色、あるいは黒くなっていたら交換するのが適切です。

2つ目の要因は、「エアコンのガスが減っていること」です。
ガスが減少すると空気を冷やすことができなくなるため、エアコンの効きが悪くなってしまいます。
スイッチを入れた時に十分な風量は出ているものの、空気が冷たくないというケースでは、ガスの再充填を行うと良いでしょう。

ただし、充填をしたものの短期間で再び冷風が出なくなった場合、どこかに小さな穴がありそこからガスが漏れだしていることが考えられます。
その場合は、自動車整備士に点検してもらいましょう。

3つ目の原因は「コンプレッサーや送風機などの故障」です。
風がそもそも出ないというケースでは、送風機などエアコンのメインパーツが壊れていると考えられます。
こうなると、自動車修理の知識を持たない素人では判断ができませんから、すぐにディーラーの自動車工場などへ持ち込んで修理を依頼するのが賢明です。

修理費用はどれくらい?

エアコンフィルターが汚れている場合、フィルターを購入して交換する必要があります。
フィルターは車種によって多少異なるものの、一般的には1,000円から3,000円程度です。
大抵フィルターはグローブボックスの裏にあり、簡単に取り外しをすることができます。
自分で交換すればこれ以上の費用は発生しませんが、メカニックに依頼すると手間賃として3,000円から5,000円程度を請求されるでしょう。

エアコンのガスを充填する場合、補充するガスそのものの費用は2,000円から3,000円前後です。
これにメカニックの手間賃がプラスされるので、トータルの支払いは,5000円から7,000円程度が相場でしょう。

エアコンの主要なパーツが故障していて交換が必要になる場合、費用は大きく跳ね上がります。
コンプレッサーを交換する場合は50,000円から80,000円前後、送風機は25,000円から50,000円程度が一般的な費用です。
ただし、周辺にあるケーブルなどの細かい部品も合わせて交換することが多いので、予算に不安がある場合は事前に見積もりを取ることをおすすめします。