会員登録 ログイン
                    
  • 車・バイクの情報が満載!

賢いETCカードの選び方

高速道路の通行を革命的に楽にしてくれるとして爆発的に普及したETCカードも、今ではすっかり自動車の標準装備のような印象になりました。

自動車を所有している人ならほとんどの人がETCカードを発行してもらっているというのが現状で、中には複数のカードを使い分けしている人もいるようです。

ちなみに国土交通省はさらにETCカードの普及を目指すため、平成28年度より現金で高速道路の料金所を通行する自動車の料金を値上げすると発表しました。

これはまだ首都圏のみの動きですが、ETC搭載車に比べて非搭載車の料金徴収にかかるコストは約5倍とも言われていることから、できることなら全車ETCカードで料金を払って欲しいというのが道路管理者の要望なのでしょう。

しかしながらそんな状況をよそに、ETCカードの発行そのものについてトラブルが発生する事例も見られています。

というのも多くのETCカードはクレジットカードの付属として作られることが多く、何らかの理由でクレジットカードが作れないという人にとってはETCカードもまた発行できないという状況があるからです。

反対に、クレジットカードとETCカードが一体になっているので、ETCカードのみを解約することができないということもあります。

これからETCカードを発行するという人は、「クレジットカードとどのように連携しているか(単独で解約可能か)」「年会費はかかるか」といったことを確認し、慎重に申し込みするようにしてください。

クレジットカードを解約したら自然にETCカードも解約になります

大手クレジットカード会社が発行しているETCカードの場合、本体となるクレジットカードが解約されると自然にETCカードも解約となります。

クレジットカードのみを解約してETCカードのみ使い続けることはできませんので、家族カードなど一つの契約で複数のカードを発行している時は十分に気をつけてから解約しましょう。

逆に本体のクレジットカード契約は維持しつつETCカードを解約することは可能です。
ただしその場合どういった手続きをとるかはそれぞれの発行元によって対応が分かれますので、手続きを守って行いましょう。

またETCパーソナルカードという高速道路6社が共通で発行しているカードもあります。
この場合、解約をする時にはETCパーソナルカードの公式サイトから解約を申し込むことになります。

ETCパーソナルカードの場合、クレジットカードのような引き落としではなくあらかじめデポジットしておいた金額から引かれていくチャージ制となっているので、解約した場合の残額返金方法については調べておくことが必要です。