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ゴールド免許取得は最低で何年かかるか

自動車免許には複数の色がありますが、その中でも無事故無違反期間が一定以上ある人にのみ発行されるのが「ゴールド免許」です。

ゴールド免許を取得することで免許の更新期間が大幅に伸び、さらに任意で加入する自動車保険の保険料が大幅に安くなるという大きなメリットがあります。

そんな便利なゴールド免許ですが、取得をするための条件は決まっているので、日々気をつけて運転していれば取得は決して難しいわけではありません。

まずゴールド免許の最低条件として「5年間無事故・無違反」が挙げられます。
より正確に言えば「免許の有効期限の年から41日前の日以前の5年間」無事故・無違反であることが条件です。

なぜ41日かというと、これは無事故・無違反のカウントが免許更新の年の誕生日40日前で判定されるからです。

ちなみに「無事故・無違反」の定義は、交通違反点数制度による違反点数が付かないことを言います。
駐車違反や速度超過などの違反をした時に警察官から切符を切られますが、この点数が1点でもついてしまうと無事故・無違反が途切れたことになるのです。

違反点数に該当する項目については道路交通法や交通法規集を調べてもらいたいですが、人身事故など重大な違反行為以外にも沢山のことが該当します。

最短で取得するために必要な年数ですが、仮に18歳で免許を取得したとする場合、最も速いのは24歳です。

ただし免許を取得する日が誕生日から離れているかにより、年数が増えてしまうこともあります。
ざっくり計算して、最短年数は6年間必要と思ってください。

違反のタイミングが悪いと取得に10年以上がかかることも

運転免許はグリーン、ブルー、ゴールドの三種類です。
このうち最初の1年は運転初心者としてグリーンの免許ですが、その後しばらくはブルーの通常免許に変わります、

ブルーの免許の更新期間も、条件により5年に伸びることがあります。
これは平成14年からの改正道路交通法によりもので、過去5年間に軽微な違反1回という時には更新期間は通常3年から5年に延長されるのです。

しかしこの延長期間が曲者で、もし更新期間の満了直前に事故を起こしてしまった場合には、延長期間のためもう5年間は更新することができず、結果的に約10年間はゴールド免許になることができなくなってしまいます。

当然この10年の間の自動車保険はブルー免許として行うことになるので、相当の差額が発生してしまうでしょう。

ゴールド免許は最初に取得することはそれほど難しくはないのですが、その後再取得するためにはかなり長い期間が必要になります。

ですので、一度取得したら絶対に失効しないと強い意志を持って安全運転をしてください。