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自動車の積載量を飛躍的に増やすルーフレール

サーフィンやスキー・スノーボードといったスポーツを好む人にとって、非常に便利な自動車向けアクセサリーが「ルーフレール」です。

ルーフレールは文字通り屋根に取り付けるレール状の金具のことで、これにより自動車の屋根部分に大きな荷物を積み込むことができるようになります。

ルーフレールは必ずしも後付であるとは限らず、ステーションワゴンやSUVのような大きな車体を持ったモデルでは最初から付属されているものです。

よくわからない人にとっては飾りか、もしくは洗車のときのてすりのように思えるところですが、実はこの本来の目的は冒頭のような大きな荷物を積載することにあります。

ルーフレール用の積載金具やケースも多くのメーカーから販売されており、正しく取り付けることにより、かなりの大きさや形状のものを積み込むことが可能です。

一般的には車内に積みにくいスノーボードやスキー板のような長いものを積むために使用しますが、専用のケースを取り付けることによ旅行用の荷物など細い品物を積み込むことができます。

最近ではルーフレールにベースキャリアを取り付けて自転車を積載する人が多く、遠方のドライブをして現地でサイクリングを楽しむというスポーツにも使用されます。

どんな車にもルーフレールを取り付けることはできるか

ルーフレールは「inno(イノー)」「THULE(スーリー)」「TERZO(テルツォ)」という3つのブランドがほとんどのシェアを占めています。

カーショップなどに行くと後付用のセットが販売されているので、セダン車や軽自動車に乗っている人は、荷物の積載を増やすために購入したいと考えることでしょう。

ですがルーフレールの取り付け自体はできたとしても、もとの自動車の積載量が少なかったり、排気量がなく重い荷物を運ぶことに適していない自動車の場合には積載することができません。

そのため後付は極力避けて、最初からルーフレールが付いているタイプの自動車を購入するか、もしくは購入時にメーカーに依頼してオプション車にしてもらうということが望ましいでしょう。

積載量の問題以外にも、本来はルーフレールに適さない車種に無理に付けてしまうと積んだ荷物が不安定になってしまうといった問題も見られます。

特に車高の高いスーパーハイトワゴンのようなタイプの自動車では、自転車のような高さのある荷物を積載してしまうと、高さ制限のある通路や立体駐車場に入れなくなってしまうことがあるのです。

もともとついている純正ルーフレールでも、荷物の積み方によっては運転中のバランスを崩しやすくなるので、使用時には注意して運転してください。