ウォッシャー液の発射装置は、たいていの自動車が装備している装備です。
ワイパーのレバーを手前に引くと発射、という機構が多いと思います。
リアにワイパーがついている、ワンボックスやセダンなどでは、リアにもウォッシャー液発射装置がついている場合が多くあります。
ウォッシャー液が出てこない場合、たいていはウォッシャー液が切れています。
ウォッシャー液は意外と容量が少なく、定期的に補充しなければ無くなっているという車種が結構多くあります。
ウォッシャー液はカー用品店で購入できますし、ホームセンター、スーパーなどでも販売されています。
2リットルで数百円と安価で売っていますので、とりあえず購入して補充してしまうのもいいでしょう。
寒冷地には寒冷地用の、マイナス20度や30度でも凍らないウォッシャー液を使用してください。
凍結して出なくなるだけでなく、ウォッシャー液のラインが破裂することもあります。
ウォッシャー液は様々なメーカーから出ています。
2リットル数百円といったものが手軽ですが、撥水効果の付与されたウォッシャー液や高い洗浄効果を謳ったウォッシャー液などもあります。
そういったものは高価になりますが、好みのものがあったら入れてみてはいかがでしょうか。
ウォッシャー液の注入口は、たいていの場合はボンネットの中にあります。
注入口は冷却水やオイル注入口と間違えやすいので気をつけてください。
窓にワイパーが立っているイラストが書かれていることが多いので、良く見て、間違えないように注意してください。
ウォッシャー液が出てこないそのほかの理由として、ホースが外れてしまっている場合が挙げられます。
ホースが外れることによって水が全て流れ出てしまった、奥まで流れない、といったことが考えられるためです。
見えるところで外れているのでしたら自分でも治すことができますが、素人ではなかなか手を出すことができない故障ですので、ディーラーに持っていくことをおすすめします。
また、ホースが劣化していることも考えられますので、いい機会と判断し交換も依頼してみてはいかがでしょうか。
部品代は、たいていは数百円で済みます。
次に考えられるのは、ノズル詰まりや凍結です。
凍結した場合は温まるまで待たねばなりません。
ホースが破裂していることも考えられますので、破裂していた場合は交換してください。
破裂していない場合は、全てのウォッシャー液を出してから、寒冷地用のウォッシャー液を入れてください。
ノズル詰まりの場合は専用のクリーナーキットが発売されていますが、ディーラーに任せてしまったほうが安価に収まることが多くあります。