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神奈川の代表的なツーリングスポットの紹介

都内や関東圏に住んでいる人にとって、神奈川県は有名なツーリングスポットが多くあるライダーにとってありがたい地域です。
神奈川県は湾岸沿いに主要道路があるのと同時に、箱根山や芦ノ湖など自然資源が豊富でどのエリアに向かうかによって楽しみがまた違ってきます。

日帰りで気軽にツーリングをするのであれば横浜~川崎方面にもたくさんのスポットがあり、山下公園や川崎市の京浜工業地帯の巨大工場群など夜ツーリングにもおすすめの場所がいくつも存在しています。

いくつかおすすめのルートはありますが、やはり神奈川県のツーリングコースで最も有名なところと言えば芦ノ湖一周の富士山をのぞむコースでしょう。
芦ノ湖は神奈川県足柄下郡箱根町にある最大長さ6kmの大きな湖で、季節によって異なる自然風景を見せてくれる人気の場所となっています。

観光名所も非常に多く、途中にどこに立ち寄るかということを計画する楽しみもあります。
芦ノ湖の誕生は今から約40万年前にまで遡ると言われており、箱根火山のカルデラによってできたとされています。

特に南側の岸からのぞむ富士山は「逆さ富士」と言われる日本でも有数の絶景スポットとなっており、晴れた日に一度は見てみたい景色と言えます。
ちなみに芦ノ湖は熱帯湖と言われる年間を通じて水温が4℃以下になることがない湖ですので、冬季間でも富士山の景色を眺めることが可能です。

都内方面から芦ノ湖を目指す場合、東名高速道路を使うことで1時間半程度で到着をすることができるので半日くらいの計画でも十分にツーリングの計画をしていくことができるでしょう。

逆に時間がとれる場合は芦ノ湖一周だけでなく、箱根観光で一泊というような予定を立てることもできます。
箱根から少し先に行くことで伊豆スカイラインもありますので、神奈川~伊豆方面ツーリングというふうなやや距離のあるコースにしていくというのもおすすめです。

神奈川県内の道路の特徴

神奈川県内は関東圏と東海、関西をつなぐ重要な道路の関所となっています。
特に現在は2020年東京オリンピックに備えて道路整備計画が急ピッチで進められており、道路環境はどんどん良くなってきています。

神奈川県内の道路が大幅に整備されることにより、物流を円滑化するとともに観光の促進、防災力の強化といったことにもつながります。

そのためツーリングを好む人たちにとっても神奈川県は今後とても行きやすいスポットとなり、横浜や川崎など都内から近い地域はより恩恵を受けることになると言えます。

その反面で神奈川県は死傷事故件数が全国ワースト6位という危険な地域でもあることから、初心者ライダーは十分に注意して事故を起こさないだけでなく、周囲の運転に巻き込まれないようにする心構えが必要です。